東京都稲城市にお住まいのお客様より、モミジ(2本)とトキワヤマボウシ剪定をご依頼いただきました。

今回は、それぞれの樹木が持つ自然な美しさ健康を最大限に引き出すため、「透かし剪定」を中心に実施。樹種に合わせた適切な剪定方法と、お庭にもたらす景観の変化について詳しくご紹介します。

1. 剪定前の課題:枝葉の密生が招く「病害虫リスク」と「樹勢の低下」

剪定前写真

東京都稲城市でのモミジとトキワヤマボウシの剪定前の様子。枝葉が密になり、暗さと圧迫感が出ている庭。

ご依頼時の様子です。特にモミジは枝葉が密になり、全体的にボリュームが出すぎていました。その結果、木の内部の風通しが悪くなり、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)やカイガラムシといった病害虫の発生リスクが高まります。

モミジトキワヤマボウシのような雑木は、透かし剪定で枝葉を間引いていかないと、本来の繊細な樹姿が失われ、枝の内部に光が届かず、徐々に樹勢が低下してしまいます。今回は、お客様の木々を健康な状態に戻し、自然な美しさを蘇らせることを目標としました。


2. 樹種別対応!モミジとトキワヤマボウシの透かし剪定

剪定後写真

東京都稲城市の庭。透かし剪定を実施し、自然樹形を活かして明るく軽やかに整えられたモミジとトキワヤマボウシ。

プロによる透かし剪定によって、お庭全体が劇的に明るく、軽やかな印象へと生まれ変わりました。

  • モミジ (2本):モミジの繊細な枝ぶりと、木漏れ日を楽しめるよう、混み合った枝を根元から間引く透かし剪定を徹底。将来的な樹形も考慮し、切り戻し剪定も組み合わせて、自然な風情を大切に仕上げました。
  • トキワヤマボウシ:花や実を楽しむ木であるため、花芽が残るように細心の注意を払いながら、風通しを良くするための軽めの透かし剪定を実施。病害虫の予防と、来年の花付きに配慮しました。

この樹種に合わせたきめ細かな対応が、美しい仕上がりの決め手です。 ✨**「我が家の庭木もどうなるか知りたい」という方は、まず**ご利用の流れをご覧ください。


3. 紅葉と花付きを最大化する!最適な剪定時期とテッポウムシ等の病害虫対策

モミジトキワヤマボウシは、剪定の時期と方法を誤ると、紅葉花付きに影響が出てしまうデリケートな樹木です。

【モミジの剪定の注意点】

  • 透かし剪定が基本です。枝先を刈り込むと枝が密になり、かえって樹形が乱れてしまいます。
  • 太い枝を切る強剪定は、樹液が止まりにくい春から夏を避け、**冬の休眠期(11月~2月)**に行うことが、木へのダメージを最小限に抑えるコツです。

【モミジの特に注意したい病害虫:テッポウムシ(カミキリムシ)】

モミジはカミキリムシ(幼虫はテッポウムシ)の被害を受けやすく、幹に穴を開けて食害することで、最悪の場合、木が枯れてしまいます。

  1. 予防:枝を透かし風通しを良くすること、定期的な施肥で樹勢を強く保つことが最大の予防策です。弱った木は狙われやすくなります。
  2. 早期発見:木の根元や幹におがくずのような木屑(フン)がないか、小さな穴が開いていないかを日頃からチェックすることが重要です。

【トキワヤマボウシの剪定と病害虫のコツ】

  • 自然と樹形が整いやすい木ですが、剪定が必要な場合は**冬の休眠期(12月~2月)**が適しています。
  • 花芽を切り落とさないよう、枝の分岐している部分で切るなど、花付きを考慮した剪定を心がけます。
  • トキワヤマボウシは、アブラムシうどんこ病が発生することがあります。透かし剪定で日当たりと風通しを確保することが、これらの予防に繋がります。

🌱料金の目安については料金表をご確認ください。


4. 東京都稲城市で「景観維持と木の健康」を両立させるなら植木屋涼風へ

お客様の大切な庭木を、樹種に合った最適な方法で手入れすることで、景観維持木の健康の両立が可能になります。

東京都稲城市で、モミジトキワヤマボウシといったシンボルツリーの剪定にお困りの際は、ぜひ植木屋涼風にご相談ください。お客様の理想とするお庭を、確かな技術と知識でサポートいたします。

お見積もりは無料で承っております。

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