東京都町田市三輪町にて、毎年定期的にお手入れを任せていただいているお客様のモミジ剪定に伺いました。モミジは非常にデリケートな樹木で、少しでも切り方を間違えると枝が暴れ、本来の情緒ある姿を損なってしまいます。毎年私がハサミを入れさせていただいているからこそ実現できる、木を刺激せず、自然な姿を維持するためのメンテナンスの様子をご紹介します。

モミジ特有の「枝の暴れ」を防ぎ、さらさらと風に揺れる姿を維持したい
こちらのお客様からは、毎年欠かさずモミジの定期剪定をご依頼いただいています。モミジは非常に繊細で、切りすぎてしまうと反発して「徒長枝(とちょうし)」が勢いよく吹き出し、樹形が乱れる「暴れる」状態になりやすい樹種です。

今回の施工前も、1年間の成長で枝葉が程よく茂っている状態でした。 ここで「伸びたから」といって安易に枝先をブツブツと切り揃えてしまうと、切り口から強い芽が何本も出てしまい、翌年にはゴツゴツとした不自然な姿になってしまいます。 毎年のメンテナンスだからこそ、現状の「落ち着いた状態」を維持しつつ、いかに木を刺激せずに不要な枝だけを取り除くかが今回の重要なテーマとなります。
モミジの繊細さを守る。枝先を残し、不要枝を元から抜く「引き算」の剪定
モミジ本来の「さらさらとした柔らかさ」を維持するために、私が最も大切にしているのは「枝先を触らず、不要な枝を付け根から抜く」ことです。これには2つの重要な理由があります。
- 枝先を触らない(柔らかさを守る) モミジの最大の魅力は、細く繊細な枝先が風に揺れる姿です。ここをブツブツと切り揃えてしまうと、切り口が目立ち、モミジらしい「しなやかさ」が失われてゴツゴツとした印象になってしまいます。
- 切り過ぎない(暴れを防ぐ) モミジを強く切り過ぎると、根が吸い上げた養分の「はけ口」がなくなってしまいます。行き場を失ったエネルギーは、勢いの強すぎる枝(徒長枝)として一気に吹き出し、これが「暴れる」原因となります。一度暴れだすと樹形を整え直すのが非常に困難になるため、毎年私がハサミを入れ、養分のバランスを保つ適度なメンテナンスを継続しています。
この「引き算」の剪定を積み重ねることで、作業直後でも「いかにも切りました」という違和感がなく、涼しげで自然な仕上がりを実現します。

1年分の成長を見極め、最小限のハサミで「自然の美しさ」を再現
モミジの剪定において、私が最も大切にしているのは「切りすぎないこと」と「切った痕跡を感じさせないこと」です。今年も1年間、元気に枝を伸ばしてくれたモミジの状態をじっくりと観察し、木が持つ本来の生命力と美しさを引き出すために、木の生理を最優先にした丁寧な作業を行いました。毎年ハサミを入れさせていただいているからこそ、わずかな変化にも気づくことができ、最小限の干渉で理想的な形へと導くことができます。

実際の作業では、まず1年で伸びた枝の中でも、樹形を大きく乱している「立ち枝(真上に伸びる強い枝)」や「交差枝(他の枝とぶつかっている枝)」を、枝の付け根からピンポイントで外していきます。この際、最もこだわっているのは「枝先には一切ハサミを入れない」という点です。枝先を触ってしまうと、モミジ特有のさらさらとした質感や、毛細血管のように細やかな枝振りの流れが途切れてしまうからです。
また、枝先を残しつつ内側の不要な枝だけを抜くことで、根から吸い上げた養分が特定の枝に集中するのを防ぎ、木全体のエネルギーバランスを整えます。これにより、剪定後も急激に強い枝が吹き出すことなく、穏やかな成長を維持することが可能になります。毎年継続して私が担当させていただいているため、無理に太い枝を抜く必要がなく、常に木にとって低ストレスな状態で美しさをキープできています。
作業の最後には、地面に落ちたわずかな葉や細かなゴミまで丁寧に取り除きました。モミジの繊細なシルエットがより一層際立ち、お庭全体に清々しい風が通り抜けるような、自然で美しい空間に仕上げることができました。
「形」を作るのではなく「自然」を残す。モミジにハサミを入れすぎない理由
多くの植木屋さんは、見栄えを整えるために外側を揃える「刈り込み」のような剪定を行いがちです。しかし、モミジにおいて「形を作るために枝先を触る」ことは、本来の美しさを損なう最大の原因になります。
モミジの真の価値は、風にそよぐ繊細な枝のラインにあります。枝先を切り揃えてしまうと、切り口から不自然な芽が吹き出し、翌年には「木が暴れる」だけでなく、モミジらしいしなやかさが完全に失われてしまいます。
そのため、私は「枝先には極力ハサミを入れない」という手法を貫いています。
もしご自身でお手入れをされる際も、全体の輪郭を整えようとするのではなく、混み合っている枝を「付け根から抜く」ことだけを意識してみてください。形を無理に作ろうとしないことが、結果として最も美しく、管理のしやすいモミジを育てる秘訣なのです。
モミジの剪定は非常に奥が深く、力加減が難しい樹種ですので、お困りの際はぜひ植木屋涼風にお任せください。
お客様の声

【三輪町・H様(60代)】
「植木屋涼風さんにお任せするようになってからは、さらさらと風に揺れる自然な姿がずっと続いています。仕上がりの自然さが全然違うので、やっぱりプロは違うなと毎年安心してお任せしています。」
モミジのQ&A
Qモミジの葉が夏場にチリチリに焼けてしまうのですが、防げますか?
夏の強い直射日光や乾燥が原因(葉焼け)であることが多いです。水やりを朝夕の涼しい時間帯にしっかり行うことや、適切な剪定で風通しを良くして「蒸れ」を防ぐことで、ダメージを最小限に抑えることができます。
- Q秋になっても綺麗に紅葉しない年があるのはなぜですか?
- A
紅葉には「日中の十分な光」「昼夜の寒暖差」「適度な湿度」が必要です。その年の天候にも左右されますが、夏場にしっかり光を浴びつつ、葉が健康な状態で秋を迎えられるよう、定期的な剪定で樹冠内部まで光を届けてあげることが大切です。
- Qモミジの幹に小さな穴を見つけました。放っておいても大丈夫ですか?
- A
虫(カミキリムシの幼虫など)が入り込んでいる可能性があるため、早めの対処が必要です。放置すると木が枯れてしまうこともあるので、見つけ次第、私のような専門家へご相談いただくか、専用の薬剤で処置することをお勧めします。
まとめ|モミジの定期管理をお考えの方へ
今回は、町田市三輪町で行ったモミジの剪定作業の様子をご紹介しました。 モミジは非常に繊細な樹種であり、ただ短くすれば良いというわけではありません。数年先、数十年先まで「さらさらと風に揺れる自然な姿」を保つためには、木の生理に合わせた適切なハサミの入れ方が不可欠です。
「モミジが大きくなりすぎて困っている」「毎年切ってもらっているのに、すぐに枝が暴れてしまう」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。お客様の大切なモミジが、お庭の中で最も美しい姿でいられるよう、心を込めてお手入れさせていただきます。
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