川崎市宮前区菅生にて、ウメの剪定にお伺いしました。今回はホームページをご覧いただいた新規のお客様より「おまかせで」とのご依頼をいただきました。
ウメは生命力が強く、毎年お手入れをしていても「徒長枝(とちょうし)」が勢いよく伸びる樹種です。 美しい樹形と健康を維持するには、年に一度の定期的な剪定が欠かせません。
ウメの枝は非常に硬いため、実は職人の技術と丁寧さがはっきりと出る木でもあります。 今回は、枝分かれの根元から一枝ずつ丁寧にハサミを入れ、以前のお手入れで残っていた「おつり(切り残し)」を一つひとつ確実に取り除きました。
初めてのご依頼でも安心してお任せいただけるよう、細部まで妥協せず、ウメ本来の清々しい姿を取り戻した剪定の様子をご紹介します。

「おつり(切り残し)」のない清々しい枝ぶりへ。ウメの性質を見極めた丁寧なハサミ入れ
川崎市宮前区菅生の新規のお客様より、「ウメの木を一本、おまかせで綺麗にしてほしい」とのご依頼をいただきました。ホームページを通じて私を見つけてくださり、大切な庭木を託していただけたことを大変嬉しく思います。
プロの目から見た現状の課題
- 徒長枝(とちょうし)による樹形の乱れ: 毎年剪定されているとのことでしたが、ウメ特有の勢いのある枝が天に向かって伸びており、本来の美しい樹形が隠れてしまっている状態でした。
- 各所に見られる「おつり(切り残し)」: 一番の課題は、過去の剪定時に枝分かれの根元で切りきれず、数センチ残ってしまった「おつり」が至る所にあったことです。ウメは枝が非常に硬いため、慣れていないと根元で切るのが難しく、こうした切り残しが蓄積すると、そこから新しい枝が乱れて出たり、見た目の清々しさが損なわれたりしてしまいます。
切り残しゼロを目指して。1本1本の枝の付け根を見極める「丁寧な仕立て」の提案
「おまかせ」という信頼にお応えするため、ただ枝を短くするだけでなく、ウメが本来持つ「清々しさ」を引き出すためのご提案をしました。
- 「おつり」の徹底的な除去 過去の剪定で残ってしまった枝の付け根(おつり)を、一つひとつ丁寧に元から切り直します。これにより、枝分かれの部分がスッキリと整理され、木全体の風通しと見た目の美しさが劇的に改善します。
- 来年を見据えた徒長枝の整理 ウメは勢いが強く徒長枝が出やすい木ですが、闇雲に切るのではなく、来年の伸び方も計算に入れてハサミを入れます。毎年のお手入れを前提に、樹形が乱れにくい骨格を作っていきます。
- 硬い木だからこその精密な剪定 ウメの硬い枝に対しても、決して妥協せず「枝分かれの根元」で切ることを徹底します。このひと手間が、仕上がりの「清々しさ」に決定的な差を生みます。

古い「おつり」まで一掃する。ウメの風格を左右する、枝分かれへのハサミ入れ
実際の作業では、ただ枝を短くするのではなく、一枝ごとに「枝分かれの根元」を捉え、無駄のないハサミ入れを徹底しました。
- 過去の切り残しも、根元から断つ ウメの枝は硬く、中途半端に切ればすぐに「おつり」が目立ってしまいます。今回、以前の手入れで残っていた古い付け根も一箇所ずつ見極め、元からパチンと切り直しました。
- 「枝分かれ」で切る、当たり前のことを確実に 必ず枝分かれの根元で刃を落とす。この基本を妥協せずに繰り返すことで、切り口がボコボコとせず、ウメらしいスッと通った枝ぶりが戻ってきます。
- 内側まで光が抜ける仕立て 混み合っていた枝と徒長枝を整理し、木の内側までしっかり光が届くように。風が通り、ウメが呼吸しやすくなるような清々しさを目指しました。
プロの知恵袋|ウメを美しく保つ「透かし剪定」の使い分け
剪定には、ただ短くするだけでなく、枝の太さや役割に応じてハサミを使い分ける技術があります。
- 大透かし(骨格を整える) 樹形を大きく乱している太い枝や、古くなって勢いがなくなった枝を根元から外します。木全体のシルエットを決める「骨組み」の整理です。
- 中透かし(風通しを良くする) 重なり合った枝や、内側に向かって伸びる「逆枝」などを間引きます。これにより、木の内側に光が差し込み、病害虫の予防にも繋がります。
- 小透かし(樹冠を整える) 樹冠を整えるためやどうしても込み合っている枝先の小枝を間引くために行います。
植木屋涼風の透かし剪定の考え方
枝先にハサミを入れれば入れるほど、形は整いますが、同時に木は「人工的」な表情に変わってしまいます。私は、すべての小枝に手を出すことはしません。木の種類や勢いを見極め、必要最小限のハサミ入れで樹冠を整える。それが、自然で、かつ清々しい樹形を保つための最善の方法だと信じているからです。
「ただ短くする」のではなく、「その木が一番美しくいられる姿」を共に考えていく。それが植木屋涼風の剪定です。
お客様の声

【能ヶ谷・I様(30代)】
「こんなに綺麗になるんですね。やっぱりプロにお願いして良かったです。」
ウメ剪定のQ&A
Qウメの葉が丸まったり、ベタベタしたりするのはなぜですか?
ブラムシが原因であることが多いです。 春から初夏にかけて発生しやすく、放置すると「すす病」を併発して葉が黒くなってしまいます。剪定で風通しを良くしておくと、アブラムシの繁殖を抑え、見つけやすくなるメリットもあります。
- Q幹からヤニや木くずが出ています。これもコスカシバですか?
- A
はい、その可能性が非常に高いです。 単なる樹液漏れとの違いは、ヤニの中に「赤茶色のつぶつぶした木くず」が混ざっているかどうかです。これは幼虫が中を食い進んでいる証拠です。 特に、樹皮がボコボコした場所は狙われやすいポイントです。放置すると幹を一周するように食い荒らされ、最悪の場合は木が枯れてしまいます。見つけ次第、中の虫を駆除し、傷口を綺麗に掃除してあげる必要があります。
- Q剪定をすることで病害虫の予防になりますか?
- A
はい、非常に効果的です。 私が大切にしている「透かし剪定」で木の内側まで日光と風を通すことで、病気の原因となる湿気を防ぎ、害虫が好む隠れ場所をなくすことができます。「おつり」をなくして切り口をきれいに保つことも、菌の侵入を防ぐ大切な予防策の一つです。
まとめ|「おつり」をなくせば、ウメはもっと清々しく、健やかに
今回は、川崎市宮前区菅生でのウメの剪定事例をご紹介しました。 一見、形を整えるだけで十分に見える剪定ですが、枝の付け根にわずかな「おつり」を残さない。そんな当たり前のことを徹底するだけで、木の表情は驚くほど清々しく変わります。
ウメは手をかければかけるほど、その品格で応えてくれる木です。 「毎年枝が暴れて困っている」「病害虫が心配」というお悩みも、実はこれまでのハサミの入れ方一つで解決できるかもしれません。
私は、ただ枝を切るだけの作業ではなく、数年後の姿まで見据えた「木が喜ぶお手入れ」を大切にしています。ご自宅のウメの木のことで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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