「もう10年以上、庭の手入れができていない……」 川崎市麻生区王禅寺東にて、そんな切実な想いを抱えられたお客様よりご相談をいただきました。

カキやツバキ、そして縦横に絡み合ったフジの枝。現地調査に伺った際も、お庭をかき分けながら進まなければ調査すらままならず、記録用の写真も「どこが庭の全景か分からない」ほどに生い茂っている極限の状態でした。

今回の事例では、時が止まったかのようなお庭に再び光と風を呼び込み、ご家族が安心して出られる空間を劇的に取り戻した「お庭全体の再生(強剪定)」のプロセスを詳しくご紹介します。

目次
お庭の360度撮影(1/3)。柿の木の枝葉が茂り、日当たりや風通しを遮っている剪定前の状態

10数年の歳月が変えた庭の姿:王禅寺東でのご相談

川崎市麻生区王禅寺東のお客様より、「10数年もの間、庭の手入れを放置してしまい、自分たちではどこから手をつけていいのか全く分からない」という切実なご相談をいただきました。

現場の問題点:一歩も踏み込めない「閉ざされた庭」

  • 調査困難なほどの繁茂: 現地調査に伺った際、枝葉が幾重にも重なり、お庭をかき分けて進まなければ中に入れない状態でした。カキ、ツバキ、そして縦横無尽に絡みついたフジが空間を埋め尽くしていました。
  • 写真に収まらない全貌: あまりに密集しているため、広角カメラを使用しても「どこが庭の境界か」が判別できず、施工前の全体像を一枚の写真に収めることが不可能なほどでした。
  • 生活空間の喪失: 10数年分の成長は、お庭を「憩いの場」から「立ち入り禁止の場所」へと変えていました。室内へ光が届かないだけでなく、近隣への越境も深刻な課題となっていました。

「ただ切る」のではなく「再び庭へ入れる」ための再生計画を立案

10数年分の成長を一度にすべて切り落としてしまうと、樹木への負担が大きく、最悪の場合は枯れてしまうリスクがあります。そこで今回の施工では、以下の3つの視点を軸にした解決策を提案しました。

  • 動線の確保を最優先にする : まずは「人が入れる状態」を取り戻すため、フジの蔓や低木の枝を整理し、お庭の奥まで安全に移動できるスペースを確保します。
  • 樹種に合わせた再生剪定 : カキやツバキなど、それぞれの樹木が持つ再生能力を見極め、翌年以降も健全に芽吹くことができる限界の高さで強剪定を計画しました。
  • 光と風の通り道をデザインする : 単に高さを抑えるだけでなく、お庭全体の風通しを改善し、室内まで明るい光が届くように枝ぶりを整えることで、害虫の発生しにくい環境へと作り替えます。
お庭の360度撮影・剪定後(1/3)。窓を塞いでいた枝がなくなり、室内まで明るくなった景色

「壁」のように立ちはだかる枝葉を解消し、お庭の境界と広さを取り戻す

作業は、まず足元の安全と動線を確保することから始まりました。一歩踏み込むのも困難だった「森」のような状態を、プロの技術で一つひとつ紐解き、お庭本来の姿を「発掘」していきました。

  • 「どこまでがお庭か」を再び明確にする: 境界線すら見えなくなっていた過密状態を、上部から順を追って整理。空を覆っていた重苦しい枝を払うことで、10数年ぶりに敷地の全貌が見通せる開放感を復元しました。
  • 光と風の通り道を再構築する: ただ低くするのではなく、お庭全体を一つの空間として捉え、どの位置からも空が見え、風が抜けるように全体の密度を調整。暗く沈んでいた空間を、室内まで光が届く明るい環境へ変貌させました。
  • 「数年分の堆積」をリセットし、足元を整える: 長年降り積もった枯れ葉や絡まり合った蔓、そして膨大な剪定枝をすべて一掃。埋もれていた地面を数年ぶりに露出させることで、再びご家族が安心してお庭を歩ける「自由な空間」へと戻しました。

剪定後画像

「手に負えなくなる前」の定期的な見直しが、お庭の寿命を延ばします

今回のように10数年という月日が経過すると、植物はお庭の枠を超え、家屋や近隣に影響を及ぼす「森」へと変化してしまいます。そうなると、再生には多大な時間とコストが必要になります。

  • 「光の差し込み方」をチェックする: 室内が以前より暗くなった、あるいは地面に日が当たらず常に湿っていると感じたら、それはお庭が「過密状態」にあるサインです。早めに枝を整理することで、お庭の健康を保てます。
  • 強剪定後の「アフターケア」が重要: 大幅な強剪定を行った後は、植物が勢いよく枝を伸ばして元の大きさに戻ろうとします。翌年、形が崩れる前に「整える程度の軽い剪定」を挟むだけで、今回のような劇的な処置を繰り返さずに済み、美しい状態を長く維持できます。
  • 「風の通り道」を意識する: 木々が密集して風が通らなくなると、病害虫が発生しやすくなるだけでなく、樹木そのものの活力が失われます。定期的にお庭の「向こう側」が透けて見える程度の密度を保つことが、管理しやすいお庭を維持する秘訣です。

お客様の声

女性のお客様の口コミ
女性のお客様

【王禅寺東・T様(50代)】

「自分たちではどこから手をつければいいのか分からず、何年も見ないふりをして過ごしてきました。今回、思い切ってお願いして本当によかったです。作業が終わった後、10数年ぶりにお庭の奥まで歩いていけた時は本当に感動しました。部屋の中まで明るくなり、気持ちまで前向きになれた気がします。これからは、教えていただいたアドバイスを参考に、この状態を維持していきたいです」

荒れてしまった庭のQ&A

Q
10年以上放置してジャングルのようになっていますが、本当に綺麗になりますか?

Q
かなり強く切る(強剪定)と、木が枯れてしまわないか心配です。
Q
お庭に入れないほど枝が密集していますが、見積もりは可能ですか?

まとめ|川崎市麻生区王禅寺東のお庭の再生

10数年という長い年月を経て、人の立ち入りを拒むほど繁茂してしまったお庭でも、適切な剪定計画と丁寧な作業によって必ず本来の姿を取り戻すことができます。

今回、王禅寺東のお客様宅では、単に枝を切るだけでなく、光の取り込み方や風通し、そして今後の管理のしやすさを追求した「再生剪定」を行いました。 「どこから手を付けていいか分からない」と諦めてしまう前に、まずは一度プロの目による診断をご検討ください。

長年のお悩みを解消し、室内まで明るい光が差し込む、心安らぐ生活空間を取り戻すお手伝いをいたします。お庭のことで少しでも不安や悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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